2009年01月27日〜02月05日
 
【2009年01月27日 22:04】

本当にあっという間だった

東京に出てきて20年。あの頃の俺はまだ若かった。
親の言うままに入学した地元の大学の医学部には俺の欲しいものは何一つとしてなかった。親に敷かれたレールの上を親に押されるがままに進んで行く人生に何の希望も持てなかった。
このまま大学を出て親の病院に勤務して見合いで結婚して子供を育てて死んでいくのかと思うと吐き気を覚えた。
卒業も間近に控えていたある年の12月。親の系列病院で働くことが決まっていた俺は、その病院の院長に誘われ学会にお供することになった。見栄やプライドの品評会みたいな集まりに嫌気がさし、俺は堪らずに黙って外に抜け出した。
『なにかが足りない。俺はこのままじゃ生きていけない』
この頃は毎日のようにそんなことばかり考えていた。いっそ自殺でもしてみようか、そんな気持ちで毎日をすごしていた。

下を向いて歩いていてもわかるほどの楽しそうな人々の笑い声と生き生きとした話し声
俺は顔を上げて、まるで吸い込まれるようにその声のする集団へと近づいて行った。どうやらパフォーマンス集団が街角で芝居をしているようだった。
現代劇に置き換えたコメディー仕立てのシェイクスピアのリア王。俺はただただずーっとそれを眺めていた。お世話にも上手だとは言えない演技なのに何故こんなに引き付けられるんだろう、そう思いながら見ていたら不意に涙が溢れて止まらなくなった。
『なんて楽しそうなんだ、人間はこんなに生き生きと動けるものなのか』
俺は涙を流しながら、だけど楽しそうに笑うことができた。生まれて初めて心のそこから笑ったんじゃないかってくらいに。回りの人間からすれば、それはそれはさぞかし頭のおかしな人間に見えた事だろう。
自分も仲間に入りたい。この人達のように生きてみたい。
そう思っていると、嬉しいことにパフォーマンスを終えた役者が話しかけて来てくれた。泣きながら笑ってた俺が相当気になったらしい。話しかけてくれた理由は嬉しくなかったが、話を聞くと東京から武者修業に来ているとのことだった。すごく感激したことを伝えるとすごく嬉しそうに笑って握手をしてくれた。
とても大きくてしっかりした、だけど柔らかくて暖かい手だった。
家に帰った俺は部屋に戻ってすぐにトランクに必要最低限の荷物を詰めて出掛ける用意を済ました。親には何を言っても必ず反対される事はわかっていたので黙って出ていく事にした。
トランクを抱えて玄関に向かう途中に聞こえてきたリビングのテレビの音が、酷く俺を責めているように思えた。
玄関で家の中に深く一礼して、その足で俺は真っすぐに東京行きの新幹線に乗りこんだ。遠くなってゆく生まれ育った町の明かりに少し寂しくなったが、その時の俺は今までのどんな時よりも生きる希望に燃えていた。

今でもはっきり覚えている。はじめて東京に着いて、はじめて見上げた東京タワー。
その下で、俺はもう後悔することなく、下を向くこともなく、自由に生きていこう。そう誓ったんだ。
胸のポケットベルがなった。親からの電話の催促だ。俺は声に出さずにごめんと呟いて空に向かってポケットベルを投げ捨てた。



まぁね、こんな話はもれなく全部嘘なんですけど。

日本人なら誰でも知ってる東京タワー。
俺はまだ登ったことないけど東京タワーにマスコットキャラクターがいるのは有名なことなんだろうか

ノッポンというらしいが

↑がお兄ちゃん。なんか食べる気まんまんだ。
彼等は双子らしい。だからどっちも同じ顔だ。ていうか同じ着ぐるみなんじゃなかろーか

↓これ弟。

クリーニングに出した赤いオーバーオールが帰ってきてご機嫌です

こいつらは生意気にもブログを持っているんだがこれがかなりおもしろい。得にお兄ちゃんの書く記事は頭がどうかしてるんじゃなかろーかという秀逸な仕上がりだ。

ノッポンブログ〜双子のセレナーデ〜
http://mobile.laff.jp/t/typecast/167182/362402

暇なら覗いてみたら良い。最近の俺的オススメ記事は『久吉とオレ』と『多仲とオレ』どちらも噂のキレキレなお兄ちゃんの記事です

なんかずっと見てるとノッポンがすげえ可愛く見えてきた。
今度会いに行こう


コンタクト
ウェブサイト:http://www.tokyotower.co.jp/333/06_noppon/index.html(PCサイト)

紹介文
生年月日:平成10年12月23日(東京タワー開業40周年記念日)
年齢:10歳(双子の男の子)
身長:2メートル23センチ
性格:兄(青いオーバーオール) クールで無口なシャイボーイ 弟(赤いオーバーオール) 明朗活発ながら、寂しがりやの一面も
趣味:弟・・お客様とのふれあい 兄・・中村雅俊の「ふれあい」
特技:握手、肩すかし
好きな場所:ほぼ東京タワー正面玄関前付近、フットタウン屋上あたり
座右の銘:弟「小さなことからコツコツと」兄「冷めた仕草で熱く見ろ」

兄、相当良い味出してる。もうすでにノッポンにめろめろです。

大好きノッポン!

【2009年01月29日 02:37】

自慢じゃないが、僕は読書家だ

気がつけば毎月たくさんの本を読んでいる。
まぁ9割以上の確率で絵がついてる世間一般には漫画と呼ばれたりするものだけど
でも年に何冊かは活字の本も読むんだよっ、なんて誰も知りたくないような情報も一応垂れ流しておこう。イメージが大切だしね
芝居の台本や戯曲やらなら楽しんで沢山読めるんだけど小説となるとなかなか食指が動かない。はまれば何冊も読みつづけたりするんだけど一旦熱が冷めるとまた漫画に手が伸びる。漫画と煙草とコーヒーがあれば僕は幸せなんだ!

そんな自他共に認める漫画大好きな俺が、たぶん1番好きなんじゃなかろーかとの風の噂が飛び交う作品がこれだ

『マップス』

↑は主人公の十鬼島ゲンくんです。
普通の高校生だったゲンの前に、いきなり宇宙海賊と名乗る体にまとった布の面積が異常に少ない女が現れる。

『私はリプミラ=ヴァイス。お前をいただきに来た。』

布面積の少ない女海賊はゲンの体に印された『風まく光』の秘密を奪いにきたらしい。
そのリプミラがこれだ↓

なんだかんだでリプミラと宇宙に行くことになったゲンがいろんな敵や(ちょっとエッチぃ感じのやつとか)いろんな味方(ちょっとエッチぃ感じのやつとか)に出会いながら銀河中、銀河を越えた先まで旅をするっつー壮大なスペースオペラの金字塔なわけです。

つい先日、そのマップスの愛蔵版が発売されているのに遅ればせながら気づいて『しまった!俺としたことがチェックが甘かった!こりゃ要チェックやで〜』と反省したのと同時に大好きなマップスがまた新しい本で読めるのが嬉しくてなんだか意味もなく宣伝したくなった訳です

マップスを見つけたら是非読んでみましょうキャンペーンをここに展開することを宣言いたします!!

大好き長谷川裕一先生!!

マップスの続編、マップスネクストシートもただ今WEB上及び単行本で発売中です

こりゃ要チェックやで〜!!

※リンク
→マップス - Wikipedia
→マップス ネクストシート - Wikipedia


【2009年01月30日 01:10】

そういえば、今ふっと思い出したんだけど、こないだも洗濯して干し終わって一服してたら、早速雨が降ってきて干した洗濯物を取り込むはめになった。

『それはママが、天使のおしっこだぁって〜おし・えて・くれた〜♪』

なんて歌を昔どこかの国のテレビで聞いた覚えがあるが、もし本当に天使の小便だったとしたら、マナー悪すぎです
いや、洗濯物にかかるとか、俺にかかるとかじゃなくて、もっと時と場合を考えて小便しろよホンマに
次も洗濯してすぐ雨降ってきたりしたらどんな手を使ってでも探し出してオチンロン引っこ抜いてやるからな

わかったかこの頻尿天使が!

【2009年01月31日 02:55】

今日やってた検索ちゃんって番組を見てから徹子の部屋のテーマソングが気になって気になってしかたがない



『実は徹子の部屋のテーマソングには歌詞がある』

そんなおもしろそうな事を言われたら調べずにはいられないんだが、情報弱者の俺には携帯電話しかなくて調べても調べてもヒットしない。そのうえ

『実は笑天のテーマソングにも歌詞がある』

なんておもしろ情報まで見つかってしまい、しかもそれもまったく情報がヒットしないという悲しいスパイラルに陥ってしまう始末…
今、俺の頭の中では徹子のテーマと笑天のテーマが交互に流れまくってる

ルールル♪ルルル♪とポッポコポコポコスッポンポン、ポン♪に頭を支配されている

今夜は頭の中が賑やかでなかなか寝付けない夜になりそうだ

それにしても、徹子と笑天のテーマの歌詞が気になりすぎる

こんなに徹子のことばかり考えてて、もしも恋したらどうしよう…!

こわい…

【2009年01月31日 17:01】

今日はこれから遅い新年会
二度と酒に溺れるような下手な真似はできない

けど…もうすでに今年初めの新年会がトラウマとなってる感も否めない俺には憂鬱以外のなにものでもない
たくさんでワイワイするのは好きなんだけどそれ以上に自分の酒の飲み方の下手さ加減が信用ならない

さて、今日は無事に帰れるんだろうか

【2009年02月01日 0:35】

ふぅ…

酒を呑まない飲み会ほど辛いものはないな


まぁ誰にも迷惑かけずに帰宅できただけ良しとするか

はぁ……

でもまぁ、今日は新年会に参加してよかった。
今日新年会を企画してくれたのは以前お世話になった大きな某会社の社長さんなんだけど、なかなか会う機会がないから顔を見れただけでも嬉しかった。
大先輩からも良い話を聞くことができたし、なかなか有意義な時間を過ごせたんじゃなかろーかと思う。

俺がこれからさきどうしたら少しでも良くなるかって話だったんだが、キツイ事を言われてショックを受けながらも尊敬する先輩に言われるとまったく腹も立たず、まぁ多少はこんにゃろうとか思わざるを得ないんだけど、なんだかすごく真剣に話を聞いて真剣に考えこんじゃいました
酒呑んでたらこうはいかないもんね。そういう意味ではラッキーだったかな

最近、なんとなくメンタル的にテンション下がってたから良い刺激になった。

自分にたりないものを埋める作業は、どんな仕事でも大変なことなんだろうけど、今の自分に足りないものを知ってそれを埋める為のチャレンジをしようって気付けるってことはすげえ幸運だと思う。
この幸運は逃しちゃいけない。

なんて、久々に真面目っぽいふりをして独り言を書き連ねたりしてみました。

あ、上のほうにあった画像はネット上で拾っただけで俺じゃありませんので、あしからず

あの画像、なんか無駄に堂々としてて見てたら苦い笑いと元気がでそうでしょ

【2009年02月04日 17:25】

いや〜昔は俺も無茶したもんだよ

とか言い出すとそいつぁまぎれもないおっさんだ

おっさん確定だ

けど良いじゃない昔を懐かしんだって年下とかに無理矢理聞かせていい気にならない限り良いじゃないの

俺が東京に出てきてからなかなか会えなくなったツレがいる。
彼は俺と違って仕事も忙しくて結婚もして子供も産まれて、なかなか昔みたいには自由がきかないみたいだ

まだ俺が田舎に引っ込んでたころは毎日のように一緒に遊んでた。
二人とも頭の作りが少しかわいそうな子なんで結構無茶もした。
全然金ないのに『車で南へ行けるとこまで行こう』って北陸から出発して九州で力尽きてしばらく住み込みの仕事をしてみたりしてみなかったり
毎晩車だしてぶらぶらぶらぶら深夜徘徊してみたりしてみなかったり

本当、家族よりも長い時間一緒に居た時期もあった

住む場所が離れて最近あまり連絡をとってなかったんだが今日、携帯をいじくっていて『あ、そういえばあいつに番号変わったの教えてなかったなぁ』ってふと思い出して電話をかけてみた

ら、偶然にも今日が彼の誕生日だったらしい。
まったく覚えてなかった
近くにいるときなら

『ちっ、電話して損したわ!また一歩死に近いたな、じゃぁの』

とか冗談で悪態の一つでもとったと思うが、そこはそれ。
久しぶりだし今日の俺は優しいぜ!?

ちゃんとおめでとうを言いましたとも。うんうん、俺って良い奴だなぁ

それにしても、偶然ってすごい
まぁ付き合いの長い友人の誕生日を覚えてない俺のおかげで生まれた素敵な偶然なんだけど、なんだかすごく嬉しくて変にテンション上がっちゃいました

携帯電話を無くして番号変えることになるのも、こんな偶然があるなら良いかもな


それにしても…上の画像うっとうしいな…
何回も見てたらなんかイライラしてきたわ

【2009年02月05日 01:18】

いやはやなんとも…

ここ最近、夜にまったく眠れない
朝方に出かけるまでの少し間寝てまた夜更かしするみたいなきしょく悪い生活サイクルで生きている

別に不眠症ってわけじゃないんだけどなー
なんなんだろ?


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